2023/09/03
目次 (この記事は2分で読めます。) |
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1. シャインマスカットの特徴 |
2. シャインマスカットの誕生秘話 |
3. シャインマスカットの功績 |
4. 2022年産のシャインマスカットの、産地別収穫量とシェア |
5. シャインマスカットの美味しさ |
6. シャインマスカットの食べ方 |
2006年に品種登録された、日本生まれのブドウ品種。そのおいしさと育てやすさから、瞬く間に人気となり、今や夏から秋の定番フルーツとして親しまれています。
シャインマスカットは、その名の通り、皮が輝くような美しい見た目が特徴です。また、果肉は果皮が薄く、種がないため、皮ごと食べることができます。さらに、糖度が高く、甘みと酸味のバランスがよく、ジューシーな味わいが人気です。
シャインマスカットの誕生は、1988年までさかのぼります。当時、農林水産省果樹試験場安芸津支場(現:農業・食品産業技術総合研究機構果樹茶業研究部門)では、欧米系の巨峰系品種「安芸津21号」と、欧州系のマスカット系品種「白南」を交配した実生から、種なしで皮ごと食べられるブドウの育種に取り組んでいました。
交配から誕生までは、実に20年以上もの歳月を要しました。その間、研究者は、果実の形や大きさ、糖度、病害虫抵抗性など、さまざまな特性を検証し、ようやく理想的な品種にたどり着いたのです。
シャインマスカットは、そのおいしさと育てやすさから、全国各地で栽培されています。2022年には、国内の栽培面積は約1,000ヘクタールにも達し、ブドウ栽培の新たな主流品種として定着しています。
シャインマスカットは、日本のブドウ栽培に革命をもたらした品種と言えるでしょう。その誕生は、まさに奇跡の一言に尽きるでしょう。
都道府県 収穫量(t) シェア(%)
山梨県 680 43.4
長野県 524 33.1
岡山県 112 7.0
山形県 40 2.5
その他 154 10.0
山梨県が680tと、全国の43.4%を占め、トップとなっています。
次いで長野県が524tと、33.1%を占めています。
岡山県、山形県と続き、その他の都道府県は154tと、10.0%を占めています。
山梨県と長野県は、温暖な気候と、ブドウ栽培に適した土壌が広がることから、シャインマスカットの主要産地となっています。
岡山県は、日照時間が長く、昼夜の寒暖差が大きいことから、シャインマスカットの栽培に適した条件が揃っています。
山形県は、山間部に広がるブドウ園で、シャインマスカットの栽培が行われています。
シャインマスカットは、その甘みとジューシーさから、多くの人に愛されているブドウ品種です。
その美味しさの秘密は、以下の3つにまとめられます。
シャインマスカットの食べ方は、そのまま食べるのが一番のおすすめです。
皮ごと食べられるため、手軽に美味しさを味わうことができます。
また、冷やして食べると、より甘みが増して美味しくなります。
そのほかにも、シャインマスカットを使ったレシピはたくさんあります。
例えば、
シャインマスカットのゼリー
シャインマスカットのケーキ
シャインマスカットのシャーベット
など、スイーツやデザートによく使われます。
以下の写真は、当社のパティスリー&パーラーHorita205が手掛ける、シャインマスカットの特別なスイーツです。